あるカレン族の神話は次のように語っています。
―その昔、神によって、それぞれ異なる民族が創られたとき、我々は皆兄弟だった。カレン族はその中でも最年長者にあたり、尊敬を集めていた。あるとき各民族は神から書物を授かった。我々はそれをあろうことかなくしてしまった。我々の貧しい暮らしはそのせいである。しかし、いつの日か海を越え若い白い兄弟が我々に書物をもたらしてくれるだろう―
宣教師が聖書を携えてビルマの地に始めて降り立ったとき、カレン族はこれは神話が実現されたのだと信じたそうです。
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