佐伯先生とはじめてお会いしたのは、2000年の夏にシルクロードの旅に参加させていただいた時のことです。温厚な佇まいは、冤罪裁判の法廷で主任弁護士をお努めになっていた方とは思えず、とても気さくに接してくださいました。
その後、雲南省、内モンゴルとご一緒しましたが、いつもピタリと寄り添う澄子夫人とのコンビはとても微笑ましく、われわれのアイドル的存在でした。
しかし大変残念なことに、2003年6月、病に伏せられ、お一人で旅立たれてしまいました。
私たちはこれからも佐伯先生とご一緒しているつもりで旅を続けたいと思います。生前とてもお忙しかった先生、天国ではのんびりとお過ごしください。
合掌
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